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ワールドイズダンシン グ(5)[講談社] [ノーワン]

ワールドイズダンシング(5)[講談社]


三原和人
2022年08月23日

シェークスピアより昔に世阿弥がいた。「わびさび」の走り、世阿弥がいた。庶民の代表者である芸能者が、国を、社会を変える!世阿弥こと鬼夜叉は、父親・観阿弥の命令でとりあえず舞っている美少年。観阿弥が頭をつとめる人気の一座・観世座に所属しているが、何故舞う必要があるのか常に疑問に思っている。そんななか、ある小屋で、貧弱な体と枯れた声、下手な動きで舞う女を見かけた。いいはずないのに、その姿に鬼夜叉は「よさ」を強く感じた。彼女の死で「舞をすること」の必要性を感じた彼は、自身の「身体」と「舞」を深めていく——。初めての「敗北」を経験した鬼夜叉は、「義満」を「敗北」を使って表現する。物語に触れることを開始した鬼夜叉は、次の舞競べでライバル増次郎と組むことを決めた!また一歩「能」の誕生に近づいていく——。熱き中世ダンスレボリューション!!






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